東海地震
東海地震とは
東海地震とは、昭和53年に施行された「大規模地震対策特別措置法」(大震法)によって、将来起きるであろうと予測されている大地震です。
東海地震は、その発生のメカニズムや予想震源領域が過去の資料などからある程度判明しており、かつ大地震が起きる前兆を観測・監視する体制も震源域上に整っているため、日本で唯一、地震の発生を予知できる可能性がある地震であるといわれています。
地震の予知のために、東海及び周辺地域の地殻変動などのデータが、気象庁に24時間体制で集中管理されていて、東海地震発生のおそれがある場合などは、気象庁より東海地震情報が発表されることになっています。
東海地震の発生によって、大災害が発生すると指定されている地域(地震防災対策強化地域)としては、静岡県全域と東京・神奈川・山梨・長野・岐阜・愛知・三重の各県(都)にまたがる約260市町村があげられています。
このように、地震としての規模の大きさと、発生する地域が広域であること、かつ被災地が政治・経済・人口の集中地域でもあることを考えると、もし発生した場合には、災害が甚大なものとなるのは確実といわれています。
東海地震が発生した場合の被害
東海地震は、沈み込む「プレート境界」が原因で発生すると予測されています。
駿河湾の海底に駿河トラフと呼ばれる細長い凹みがあるのですが、これは、日本列島の南側にある伊豆半島を乗せた「フィリピン海プレート」が、その北西側の日本列島を乗せている陸側のプレートの下に向かって沈み込む「プレート境界」とよばれているものです。
このプレート境界を震源域として、近い将来、マグ二チュード8クラスの大規模地震が起きると予想されています。
東海地震が発生した場合、静岡県、山梨県の一部では震度7、静岡県全域及び山梨県、愛知県、神奈川県、長野県、岐阜県の一部を含む広い地域で震度6強か6弱、それに隣接する周辺の地域で震度5強程度、東京都や三重県は、震度5強以下の震度が予想されています。
また、太平洋岸の広い地域で津波の発生も予想されています。
伊豆半島南部、駿河湾から遠州灘、熊野灘沿岸等では5m〜10mかそれ以上、相模湾や房総半島では、場所によっては、3m以上の津波が予想されています。
