地震雲
代表的な地震雲
地震雲の中には、見るからに不気味なものから、飛行機雲などと見分けにくいものなど、いろいろな種類があります。
代表的な地震雲は次のとおりです。
・筋状(帯状)の地震雲
縦の筋状の地震雲は、飛行機雲と間違えやすいとされています、飛行機雲は、それほど長く空にとどまってはいません。
雲の進行方向の逆が震源方向で、雲の長さが地震の規模といわれています。
横に筋状(放射状)の地震雲は、震源方向から広がるように移動し、雲の規模が大きければ地震の規模も大きいといわれています。
・うろこ雲状の地震雲
うろこ雲はよくみかけると思いますが、中には地震雲の場合もあるようです。
・波状地震雲
空の雲のかたまりが波状になっていたり、帯状の雲が波状になっていたりと、一目で不気味な空と感じるもので、比較的見分けやすい地震雲といわれています。
・竜巻状地震雲
竜巻状、竜・蛇のような形の雲で、見るからに異様なため、地震雲と判断しやすいとされていて、阪神大震災の前に撮影されたものが非常に有名です。
地震雲とは
「地震雲」とは、地震の前兆と考えられる、独特の形状の雲のことをいい、地震予知研究家たちの観測の対象として、よくとりあげられています。
地震雲が発生する原因は、まだ、科学的にはっきりと解明されているわけではありませんが、仮説として考えられているのは、以下のようなものです。
1、地震が起きる直前に地中の岩盤に強い力が加わり、岩盤に亀裂が走って電磁気が発生する。
2、その亀裂が生じた断層からプラスイオンが電磁気とともに上昇して空気中の水蒸気に伝わって、その影響で特殊な地震雲ができる。
地震雲にはいくつか種類がありますが、色が濃くて大きな地震雲が発生した場合、規模の大きい地震の発生が予想され、地震雲が発生してから数日で地震が起きることが多いといわれています。
その一方で、地震雲と似ている雲(飛行機雲、雨の前兆雲)も多く、見分け方が難しいことため、地震雲で地震予知はできないという意見もあるようです。
